WHOのシンボルマーク(へびが巻き付いた杖)の意味とは?

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「WHO(世界保健機関)のシンボルマークにある『蛇が巻き付いた杖』。すごく印象的なんだけど、どんな意味があるのか知りたい!」という方のための記事。
結論、蛇が巻き付いた杖のマークは、『医療・医術を意味するシンボルマーク』です。
由来とへびでなければならない理由についても解説します。

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本記事は下記の4本立てです。

本記事の内容

  • WHOのシンボルマーク(へびが巻き付いた杖)の意味とは?
  • へびが巻き付いた杖の由来
  • なぜへびなのか?
  • へびが巻き付いた十字架とは違うの?

WHOのシンボルマーク(へびが巻き付いた杖)の意味とは?

WHOのシンボルマーク(へびが巻き付いた杖)の意味とは?
WHO / Public domain

WHO(世界保健機関)のシンボルマークの中央で黄色に色塗られ、ひときわ目を引く蛇が巻き付いた杖。

「なぜWHOのシンボルにへびのマーク!?杖にへびが巻き付いてるなんてなんかの黒魔術!?なんだか気持ち悪いんですけど…。」と思われた方もいらっしゃるでしょう。

私も初めて見たとき「気色悪っ!Σ(゚Д゚)」と思いました。

でもあの一見不気味に思える(?)マークは、医療や医術を象徴するマークなんです。

へびが巻き付いた杖の由来

へびが巻き付いた杖は、ギリシア神話に由来します。

ギリシア神話に登場する名医アスクレピオスが持っていた杖が、へびが巻き付いた杖だったのです。

つまり、WHO(世界保健機関)がへびが巻き付いた杖をシンボルマークに取り入れているのは、とても理に適っていたのです。

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なぜへびなのか?

なぜへびが巻き付いた杖なのか?

杖に巻き付くという条件の生き物ならば、別にへびじゃなくても、ナマズとかミミズとかドジョウとか…(なんとか絞り出し中)…、リュウグウノツカイとか細長い生き物なら何でもいいはず。

しかし、ちゃんとへびではなければいけない理由があるんです。

へびである理由、さらにはWHO(世界保健機関)がシンボルマークにしている理由について、社団法人日本WHO協会事務局だより(平成21年7月1日発行)にて明かされています。

古代ローマで疫病がはやったとき、アスクレピオス(Asklepios:ラテン語ではアイスクラピウスAesculapius)に祈ると、この神は蛇に姿を変えてローマを訪れ疫病を鎮めたという伝説があるそうです。
蛇は脱皮を繰り返すことから蘇生の象徴とされ、医神アスクレピオスも蛇が絡みついた杖を構えていたそうです。
1948年に開かれたWHOの第一回年次総会で選ばれましたWHOの紋章は、国連のマークにこのアスクレピオスの杖を重ねたものです。
(出典元:社団法人日本WHO協会事務局だより(平成21年7月1日発行)より)

へびは脱皮するから蘇生の象徴、だから医学・医術のシンボルとしてふさわしいということなんですね。

へびが巻き付いた十字架とは違うの?

へびが巻き付いたものといって、これを思い浮かべた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そう!鋼の錬金術師の主人公、エドワード・エルリックが着用しているトレードマークの赤いロングコート!

このロングコートの後ろには、へびが巻き付いた十字架が描かれています。

へびが巻き付いた杖に、へびが巻き付いた十字架…。

非常に似ているのですが、意味は全然違います。

へびが巻き付いた十字架は『フラメルの十字架』と呼ばれ、錬金術師ニコラス・フラメルに由来し、錬金術のシンボルマークということなんだそう。

そういえば、私が一人旅したときにもへびに巻き付いた十字架をみかけました。

へびが巻き付いた十字架マーク

これはギリシャ一人旅したときに訪れたアテネにある国立歴史博物館で見かけた絵画です。

ニコラス・フラメルはフランスなんだけど、ギリシャにも錬金術の歴史があったのかな?

国立歴史学博物館では、ほかにもへびが巻き付いた碇マークも見かけましたよ。

へびが巻き付いた碇マーク

これはいったい何を意味しているのだろうか。

もうへびが巻き付いていればなんでもありな気がしてきた…。

まとめ

それでは今回の記事のまとめです。

まとめ
WHOのシンボルマーク(へびが巻き付いた杖)の意味とは、「ギリシア神話に登場する名医アスクレピオスが持っていた杖に由来し、医学・医術を象徴している」です。

『へび』にはちゃんと意味があったんですね^^

もう気持ち悪いだなんて思いませんから、なんとかへびの力で早期に世界をコロナの脅威から救ってもらいたいものです。(-人-)

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