『なぜ、あなたの仕事は終わらないのか:中島聡著』を読んでみた

                   

あのWindows95の開発に携わった元マイクロソフトの日本人プログラマー、中島聡さん著書の『なぜ、あなたの仕事は終わらないのか』を、元SE・プログラマーの理系女子の私が読んでみました。
どんな本なのか、そこからどんなことが得られるのかなど気になっている方はぜひ参考にして見てくださいな。

スポンサーリンク

本記事は下記の4本立てです。

本記事の内容

  • 『なぜ、あなたの仕事は終わらないのか』を読もうと思ったきっかけ
  • 『なぜ、あなたの仕事は終わらないのか』の概要
  • 『なぜ、あなたの仕事は終わらないのか』で得られたこと
  • 『なぜ、あなたの仕事は終わらないのか』をおすすめできる人・読むべき人

記事の最後にはおまけ情報をお伝えしているので、ぜひチェックしてみてくださいね^^

『なぜ、あなたの仕事は終わらないのか』を読もうと思ったきっかけ

「読書したいな~。」とAmazonサーフィンしていたら、たまたま『なぜ、あなたの仕事は終わらないのか』を見つけました。

著者が元マイクロソフトでプログラマーをし、しかもWinsows95の開発に携わった方ということで、非常に興味を持ちました。

当時我が家にもWindows95がありまして、まだ子供だった私も、たまに触らせてもらっていましたが、あの感動は今でも忘れていません。

Windows95は私が理系に進むきっかけとなったもの。

そしてWindows95の成功がマイクロソフト、ビル・ゲイツをスターダムにのし上げるのに大きく貢献したと思っている私としては、「これはぜひ読んでみたい!」と思いました。

で、購入しようとしたら、なんと!Amazonプライム会員は読み放題でOKということで、なんとKindle版(電子書籍)は無料!?Σ(゚Д゚)

これはもう読むしかありませんよね^^

中島聡さんとは?

1960年生まれ、北海道出身。

高校受験で受験勉強して大学受験で受験勉強してなんて効率悪い、ということで、エスカレーター式で早稲田大学に入れる早稲田大学高等学院に進学。

高校生の時に、作ったプログラムをアスキーに持ち込んだことがきっかけで高校時代からアスキーで記事執筆、ソフトウェア開発に携わっていました。

そして大学時代になんと!世界初のパソコン用CADソフト『CANDY』を開発して1億円以上のロイヤリティーを手にします。

早稲田大学大学院理工学研究科を卒業した1985年にNTTの研究所へ入社、1986年にマイクロソフトの日本法人ができるということをニュースで知り、マイクロソフトの日本法人に転職。

1989年にアメリカのマイクロソフト本社勤務となり、プログラマーとしてWindows95、IE(インターネットエクスプローラー)、Windows98の開発に携わります。

今では当たり前の『ダブルクリック』、『右クリック』、『ドロップ&ドラッグ』、OSにブラウザの機能を統合するというアイディアも彼が考案したものです。

2000年にマイクロソフトを退社しUIEvolution株式会社を設立、現在はCEOに就任し、アメリカのシアトルに在住されています。

『なぜ、あなたの仕事は終わらないのか』の概要

一言でいうと、時間の効率的な使い方について書かれた著書です。

日本とアメリカの両国での勤務経験ならではの視点から、日本の残業文化の問題点を指摘し、時間を上手に使って効率よく仕事ができる方法について述べられています。

仕事は納期までに終わらせる、納期に間に合わせるということが大前提であり、そのための時間の効率的な使い方について、中島聡さんご本人の経験から例が多々挙げられており、現在SEやプログラマーとして働いている方は「SE・プログラマーあるある」で面白いんじゃないかなと思いますよ^^

特に中島聡さんだからこそ語れる、世界の大富豪ビル・ゲイツにまつわる話はとても興味深かったです。

スポンサーリンク

『なぜ、あなたの仕事は終わらないのか』で得られたこと

私は現在SE・プログラマーではなく事務職(とはいえ、たまに仕事でコーディングしていたりする)、そして「毎日が定時退社日♪」と残業することはほぼ皆無です。

とはいえ仕事が暇なのかというとそんなことはなく、やることは多々あるのですが、残業せずにすんでいます。

『なぜ、あなたの仕事は終わらないのか』を読んでみてわかったのですが、本の中で語られている時間の効率的な使い方と同じような使い方を、私もしていました。

「おお…やっぱり、こういう時間の使い方をしないと残業になっちゃうよね。」と納得&再確認できたというのが一つあります。

新たに得られたこととしては、こちら。

やりたくないことはやらない、捨てること
でもやらなければならないことは、そこにかける時間は最小限にすること
そしてやりたいこと、興味のあること、好きなことに最大限時間を使うこと
時間を効率化すればこれらを実現することができる

これが学べました。

仕事ではうまく時間を効率化して定時退社しているのですが、休日はどうも気が緩んでやりたいことがあるのに、時間が足りなくて出来ていないことが多い。

独身・一人暮らしだと、休日はもう堕落しまくりの下等生物なんですヨ…。

まあ、それでも誰にも迷惑かけないし、充実しているのですが、ちょっと時間がもったいないなあと思っていたところではあるんです。

なので、『なぜ、あなたの仕事は終わらないのか』で活用できそうなことをプライベートに取り入れて、今以上にもっと充実したプライベートを送れるようにしようと思います。

『なぜ、あなたの仕事は終わらないのか』をおすすめできる人・読むべき人

『なぜ、あなたの仕事は終わらないのか』をおすすめできる人・読むべき人

まず、読むべき人は、現在SE・プログラマーの方です。

『なぜ、あなたの仕事は終わらないのか』はさすが元プログラマーの方の著書とあって、たとえ話、経験の話にプログラマーの話が多用されています。

なので、現在SE・プログラマーの方なら、現実感があってイメージしやすく、自分に落とし込みやすい。

同じ職種だし、しかも著者はあのマイクロソフトの元プログラマーなので、世界のトップ企業の元プログラマーの話というのは単純に読み物としても楽しめます。

毎日残業続きで疲弊しきっている、毎回納期に間に合わない、納期間際はいつも徹夜というSE・プログラマーの方は、『なぜ、あなたの仕事は終わらないのか』を読んで仕事に取り入れることで、時間がうまく使えるようになる可能性があります。

また現在SE・プログラマーでなくても、過去SE・プログラマーだったという方も楽しめるでしょうし、実際私もそうでした。

さて、おすすめなのは、やりたいことがあるけれどできない、何をやっても長続きしない、転職したいけれどどうすればいいのかわからないなど、「現状に満足していない人」です。

なぜやりたいことができないのか、何故長続きしないのか、なぜいつまでたっても上達しないのか、どうすればやりたいことができるのか。

その原因や実現するためのヒントが得られると思います。

私も『なぜ、あなたの仕事は終わらないのか』を読んで、韓国語を勉強してもなかなか韓国ドラマを日本語字幕なしで理解できるようにならないのか、Web系プログラミングの勉強を本格的にやってみたいと思うのに、何故なかなか手を付けられないのかがわかるようになりました。

で、『なぜ、あなたの仕事は終わらないのか』のおかげで実現するためにはどうすればいいのかもわかりました。

なので、私の場合はあとは実践するだけですね。

実践すれば夢が実現できるようになります。

ぜひ今同じように悩んでいる方がいるのなら、手に取ってみてはいかがでしょうか。

おまけ情報

調べてみましたところ、Amazonプライム会員なら無料で読める対象となっている中島聡さん著書の本が他にもいくつかあったので、別の本も読んでみようと思います。

Amazonプライム会員になると、お急ぎ便や時間指定、Amazonプライムmusic、Amazonプライムビデオなどが無料で利用できるなど、コスパ最高なので、Amazonをよく利用するという方はプライム会員になったほうがお得かもしれないですよ^^

Amazonプライム会員は無料お試し期間があるので、まずは無料で試してみてはいかがでしょうか。

» Amazonプライム無料お試し詳細はこちら

ちなみに私は月額会員ではなく年間会員です♪

まとめ

それでは今回の記事のまとめです。

まとめ
『なぜ、あなたの仕事は終わらないのか』はマイクロソフトの元プログラマーである中島聡さんの著書。

仕事を効率化させる時間の使い方について書かれた本です。

読むべき人は、現在SE・プログラマーの人。

同じプログラマーが書いた著書なので例えがわかりやすく、すぐ仕事に取り入れやすい。

おすすめの人は、現状に満足していない人。

その理由と解決するためのヒントが得られます。

私は最後まで読破してみて、日本の会社では取り入れにくい部分や突っ込みどころがあったりする部分、マイクロソフトの元プログラマーの考えといえども納得できない部分などもありました。

なので、それはそれとして、共感できた部分、自分の生活に取り入れることで今より良くなりそうと思った部分を取り入れてみようと思います。

また本を読んだらブログにアップしてあなたにシェアしますので、楽しみにしていてくださいね。

ではでは~ノシ

スポンサーリンク

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*