カンボジアの最大の観光スポット『アンコールワット』の観光拠点はシェムリアップです。
シェムリアップ空港から町までのアクセス方法、町からアンコールワットまでの行き方、アンコールワットの入場チケット購入についてご紹介します。自身の一人旅経験を元に注意点などもお伝えしているので、参考にしていただければと思います。
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シェムリアップ国際空港からシェムリアップまでの交通
シェムリアップには全く電車やバスといった公共交通機関がありません。
空港から町まではおよそ8km、とても大きな荷物を持って徒歩で移動することは不可能です。
そのため、宿泊したホテルによっては送迎付きであることもあります。
私が宿泊したホテルも1泊6ドル(2013年当時ですが)の安宿でしたが、空港からホテルまでの送迎付きでした。
入国手続きを終えゲートから出ると、たくさんの客引きが待ち構えていますので、できればホテルの宿泊予約時に手配をお願いして置くのが無難かと思います。
送迎がない場合の移動手段としては、運賃の高い順に下記4つの手段があります。
- バン:15ドル
- タクシー:10ドル
- トゥクトゥク:9ドル
- バイクタクシー:9ドル
トゥクトゥクとバイクタクシーの運賃は同じです。
到着ホールを出る際に上記4つのチケットを販売しているカウンターがあります。
これだと運賃が明確なので安心ですね^^
私がカンボジア観光で訪れた時の運賃は、バン10ドル、タクシー7ドル、バイクタクシー2ドルだったので、当時と比べるとかなり値上がりしていますね。
運賃は深夜運賃があり、深夜だと割増しになります。
アンコールワット・アンコールトムへの行き方
アンコールワット・アンコールトムの観光拠点となるのは、シェムリアップという町です。
アンコールワットはシェムリアップの町の中心から北西に約5kmの場所にあるので、徒歩で行けないこともありません。
アンコールトムはシェムリアップの町の中心から北西に約9km、アンコールワットからですと約2.5kmの場所にあります。
私は初めてアンコールワットを訪れたときは、シェムリアップの町並みをゆっくり楽しみながら行きたいなと思ったので、歩いてアンコールワットまで行きました。
道中アンコールワットのチケットチェックポイントの職員さんに声をかけられ、「町から歩いて来てみました。」と答えると、「Amazing!!Σ(゚Д゚)」とびっくりされましたが(汗)
私は公共交通機関が整ていない田舎育ちなので、歩くことに苦痛は感じないのですが、シェムリアップから5kmも歩いてアンコールワットに行こうという観光客はいないと思いますので(現に歩いてアンコールワットに向かっている観光客は私以外には見かけなかった)、徒歩以外の行き方をご紹介しますね。
徒歩以外だと、下記4つがあります。
- 自転車
- バイクタクシー
- トゥクトゥク
- 車タクシー
私は徒歩でもアンコールワットへ行きましたが、カンボジア滞在中、何度もアンコールワットへ行ったので、徒歩以外の手段も利用しました。
自転車
宿泊したホテルの前のお店で自転車をレンタルしました。
2013年当時、1日レンタルして2ドルとレンタル料金はめちゃくちゃ安いのですが、アンコールワットには駐輪場がありません。
そのため、周辺にあるお店に自転車を犯せてくれるように交渉するのですが、アンコールワット入り口付近だとぼられます。
私の場合、女の子に声をかけられて「駐輪場代は無料だけど、帽子を買ってくれ」と言われ、帽子の値段を聞くと「20ドル」という…。
これならバイクタクシーやトゥクトゥクを利用してきた方が安い…。
2~3軒お店と交渉し、結局、アンコールワット入り口付近からほど遠い場所へ自転車を止める羽目に。
自転車を置かせてもらったお店も駐輪場代は無料といってくれたけれど、お店の商品を勧められたので断るわけにもいかず、500mlのペットボトルのお水を1本4ドルで購入しました。
自転車をレンタルしたお店だと、500mlのペットボトルのお水を1本0.25ドルで買えるので、めちゃ高い…。
バイクタクシー
4つの交通手段の中で一番安いのが、バイクタクシーでした。
どの交通手段でもドライバーと交渉、そして距離にもよると思いますが、バイクタクシーは2013年当時、1回の乗車で1~3ドルほど。
アンコールワット、アンコールトム周辺に点在する遺跡を観光するときには、一人のドライバーに目をつけられて、毎回遺跡の出口付近で待ち伏せされていて、利用させられました。
まあ、1回の乗車で1ドルだったので利用させてもらいましたが、途中でうっとおしくなってまきました。
トゥクトゥク
せっかくカンボジアに来たのだから、トゥクトゥクにはぜひ乗りたい!!と思って、トゥクトゥクも利用しました。
アンコールワットからシェムリアップの町に戻る時に利用したのですが、途中でお土産を買いたくてお土産さんに寄ってもらい、「戻ってくるまで待ってて」と伝えたつもりが、お店から出るといなくなっていました。
おそらくこれは私の英語力が足りず、待っててくれということが伝わらなかったと思います…。
まあ、お店から宿まで歩いても20分くらいだったので、その後は徒歩で帰りましたが。
アンコールワットからシェムリアップのお店までの利用で2013年当時で3ドルでした。
車タクシー
アンコールワットの利用ではないのですが、シェムリアップの東にあるちょっと遠いロリュオス遺跡群を観光するのに1日チャーターしてみました。
宿のスタッフのお兄さんにお願いして、2013年当時で1日チャーターして18ドルでした。
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アンコールワット観光チケットの購入場所
アンコールワットを観光するにはチケットが必要なのですが、このチケットが曲者。
というのも、入場チケットはアンコールワットの入り口では販売しておらず、購入することができません。
よく下調べもせずに「チケットは入り口近くで購入できるもの」だと思い込んでいた私は、そのままアンコールワットの入り口へ行き、門前払いをくらうという失態をおかしてしまいました。
アンコールワットを目の前にして入場できないという悔しさ。
私のようなおまぬけな失敗をしないためにも、ぜひアンコールワットを訪れる際には、チケットを購入してから訪れるようにして下さい。
で、その肝心のチケットはどこで購入できるのかと言いますと、私がカンボジア一人旅をした2013年当時は、アンコールワットの遺跡周辺に数か所あるチケット・チェック・ポイントで購入できたのですが、2016年にチケット売り場が下記1か所のみとなってしまいました。
遺跡から離れた場所にあるので、必ずチケットを購入してから遺跡へ向かうようにして下さいね。
アンコールワット観光チケットの注意点
アンコールワットのチケットである『アンコールパス』で入場できるのはアンコールワットだけではありません。
アンコールトムや東西のバライなど、アンコールワットの周辺にある遺跡に入場するときにはこのアンコールパスが必要です。
さらに、シェムリアップの町から東に約13kmほどにあるロリュオス遺跡群に入場するのに必要なのも、このアンコールパス。
アンコールパスを持たないままロリュオス遺跡群を訪れてしまっても入場することができずに引き返すことになります。
せっかくの楽しい観光で失敗しないためにも、アンコールパスで入場できる遺跡なのかどうか、チケットの購入場所はそこなのかをあらかじめ確認してから遺跡に行くようにしましょう。
アンコールワット観光チケットの種類
チケット種類は下記3種類あります。
- 1日券(37ドル)
- 3日券(62ドル):購入から10日以内の任意の3日間利用可能
- 7日券(72ドル):購入から1か月以内の任意の7日間利用可能
チケット料金ですが、私がカンボジアを訪れた2013年当時は1日券が20ドル、3日券が40ドル、7日券が60ドルだったのですが、ずいぶん値上がりしてますね。
私は7日券を購入して、5日間アンコール遺跡群を観光しました。
このチケットでアンコールワットだけでなく、アンコールトムなどの周辺の遺跡も入場可能です。
まとめ
一度は行って見たい観光地として有名なカンボジアのアンコールワットの行き方、入場チケットの購入についてお伝えしましたがいかがでしたか。
世界中から観光客が訪れる人気のアンコールワットですが、公共交通機関がなく、シェムリアップ国際空港から町までや、町からアンコールワットまでのアクセスは不便なところがあります。
そして私が訪れた当時より、カンボジアも物価が上がっているようです。
それでもアンコールワットは訪れる価値のあるおすすめの観光スポットです。
密林に佇むあの美しい景観は今でも忘れることはありません。
もしよろしければ下記記事もご覧ください。
アンコールワットの歴史をお伝えし、私がアンコールワットを訪れたときに収めた美しい画像の数々をご紹介している記事です。
ぜひ機会がありましたら、あなたも訪れてみて下さいね^^
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