ロリュオス遺跡群観光の注意点、知らなきゃ絶対後悔する!!

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カンボジア観光と言えばアンコールワットですが、ロリュオス遺跡も魅力的。
しかしロリュオス遺跡群を観光するときに気を付けなければならないことがあります。
危うく私も知らずに失敗するところだった、ロリュオス遺跡群観光の注意点についてお伝えします。
またロリュオス遺跡群の歴史や観光スポット、景色画像など観光情報もご紹介します。

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ロリュオス遺跡群の歴史

ジャワ王国のシャイレーンドラ朝(8世紀半ば~9世紀前半頃のジャワ島中部の王朝)の支配下に合ったクマール(クメール国)の王族の一人であるジャヤヴァルマン2世が、802年にジャワから帰還し、新王朝を開きました。

その新王朝がクメール王朝(アンコール王朝)で、王都はハリハラーラヤでした。

このクメール王朝(アンコール王朝)最初の王都ハリハラーラヤこそが、ロリュオス遺跡群なのです。

ハリハラーラヤには「ハリハラの都」という意味があります。

さらに「ハリ」はインド神話のヴィシュヌ神、「ハラ」はシヴァ神を表すことから、「ハリハラ」でヴィシュヌ神とシヴァ神の合体神を表しています。

つまり、ハリハラとは想像と破壊を象徴しているのです。

ロリュオス遺跡群は、クメール王朝(アンコール王朝)初代君主となったジャヤヴァルマン2世が築き、その後第3代君主のインドラヴァルマン1世が王として造営を始めました。

シェムリアップの町から南東に約13kmの場所にあります。

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ロリュオス遺跡群の観光スポット

インドラヴァルマン1世がクメール王朝(アンコール王朝)第3代目の君主として即位すると、彼はまず最初にバライである大貯水池『インドラタターカ(インドラヴァルマンの池)』を造成し、879年にはプリア・コーの建設を命じ、881年には山岳型寺院のバコンを建設しました。

そしてインドラヴァルマン1世の息子であるクメール王朝(アンコール王朝)第4代目君主であるヤショーヴァルマン1世が、893年にインドラタターカの中心から少し北寄りにロレイ寺院を建設しました。

ロリュオス遺跡群の主な観光スポットは、プリア・コー、バコン、ロレイの3つです。

この3つの遺跡について、景色画像と共にそれぞれ詳しく解説しますね。

プリア・コー

創建は879年で、王都ハリハラーラヤに建設された最初の寺院、つまりアンコール遺跡の中の最古の寺院です。

クメール王朝(アンコール王朝)の第3代君主のインドラヴァルマン1世が先王や祖先のために建立したとされています。

信仰はヒンドゥー教のシヴァ派で、本来の寺の名前もシヴァ神を意味するパラメシュヴァラでした。

プリア・コーには聖なる牛という意味があり、ヒンドゥー教においてシヴァの乗り物とされる乳白色の雄牛『聖牛ナンディン』に由来しています。

名前の由来となったナンディンの像も見られますよ^^

バコン

ロリュオス遺跡群の中で最も規模の大きい遺跡。

古代インドの世界観の中で中心にそびえる聖なる山であるメール山(須弥山)を模しています。

881年にインドラヴァルマン1世がヒンドゥー教の神々に奉献した寺院で、伽藍周囲に環濠を巡らした最初のピラミッド式寺院でもあります。

9世紀末の十数年間、王都ハリハラーラヤにおいてインドラヴァルマン1世の国家寺院としての役割を果たしました。

建物内に入って上に登ることもできるんです。

バコン寺院から眺めた景色。

雨が降っていて遺跡の石でツルツル滑りそうになって怖かったですが、そんな恐怖もこの見渡す限りの美しい景観に吹っ飛んでしまいました^^

ロレイ

893年にクメール王朝(アンコール王朝)第4代目君主であるヤショーヴァルマン1世が創建し、父のインドラヴァルマン1世をはじめ祖先を祀った寺院です。

私が訪れた2013年11月当時はご覧の通り、修復工事がなされておりました。(ノД`)・゜・。

ヤショーヴァルマン1世は、碑文によると名君で優れた建設者であったため「獅子の男」と讃えられていたといいます。

父のインドラヴァルマン1世が亡くなった後の889年に王都ハリハラーラヤで即位し、インドラヴァルマン1世が造成した大貯水池(インドラタターカ)の中央にロレイを建築して父母や祖先を祀りました。

インドラタターカの水は現在枯れています。

4基ある祠堂の中央にはリンガが設置されていて、この上に聖水を注ぐと四方に流れ出す仕組みになっています。

ちなみにロレイの信仰もヒンドゥー教シヴァ派で、シヴァは通常リンガという形に象徴化されています。

ロレイの名前はハリハラーラヤが転訛したものと考えられています。

ハリハラーラヤとは「ハリハラの王都」という意味がありますが、ロレイを建設する4年前の889年にヤショーヴァルマン1世は王都を別の場所に遷都しています。

ヤショーヴァルマン1世が王都を遷都した理由は、クメール王朝(アンコール王朝)の第4代目君主の座を巡って兄弟と王位継承争いをしていた時に、ハリハラーラヤの王宮が破壊されたためです。

新しい王都を築くために、王宮が破壊された王都ハリハラーラヤにロレイ寺院を建てて祖先を祀りたかったのかもしれませんね。

ヤショーヴァルマン1世がハリハラーラヤから遷都した新王都はヤショーヴァルマン1世の名前を取ってヤショーダラプラと呼ばれました。

第1次アンコール王都とされるヤショーダラプラは、後にアンコールトムが建設されるシェムリアップ川流域一帯に建設されました。

ロリュオス遺跡群観光で注意すべきこと

ロリュオス遺跡群の入場料は有料です。

入場料としてアンコールパスというチケットを購入する必要があるのですが、なんとこのチケットを購入することができる場所がシェムリアップの町にある1か所のみなのです。

もしそれを知らずに「入場料は現地で払うもの」と思い込んでアンコールパスを持たないままロリュオス遺跡群を訪れてしまった場合、当然門前払いを食らい、遺跡を観光することはできません。

シェムリアップの町からロリュオス遺跡群までの距離は約13kmもあります。

アンコールパスを持たないまま門前払いを食らっても「じゃあシェムリアップの町に戻ってまた来ます」と簡単にはいかないので、遺跡を前にして観光することができないという絶望感を味わってしまいます。

アンコールパスはアンコールワットだけでなく、アンコールワットの周辺にある遺跡の入場料も含まれています。

アンコールトムや東西バライも含めたアンコールワット周辺遺跡の観光に必要なのもアンコールパス。

しかし、アンコールワットとは全く違う離れた場所にあるロリュオス遺跡群の観光に必要なのもアンコールパスなのです。

私はロリュオス遺跡群を訪れるのに、宿泊先のホテルのスタッフさんにお願いしてトゥクトゥクを出してもらいました。

ホテルのスタッフさんということもあり、ロリュオス遺跡群へ行く前に「アンコールパスのチケットは持ってる?持ってなければまずチケット購入場所に寄るよ。」と確認してくれました。

「え?そうなの?」とこの時初めて知り、アンコールワットを観光した後での観光だったのでアンコールパスチケットは持っていたので、ロリュオス遺跡群に直行してもらいました。

知らないままチケットも持たずにロリュオス遺跡群まで言っていたかと思うと、ぞっとします…。

ロリュオス遺跡群を訪れる前には必ずアンコールパスを購入してから観光に訪れるようにして下さいね。

アンコールパスチケットの購入場所については下記記事で詳しくお伝えしているので確認していただければと思います。

まとめ

ロリュオス遺跡群の観光情報をお屠蘇系足しましたがいかがでしたか?

注意点は、ロリュオス遺跡群を観光する時には、必ずアンコールパスチケットを持っていることを確認してから訪れることです。

チケットはシェムリアップの町の1か所でしか購入できず、しかもロリュオス遺跡群はシェムリアップの町から10km以上も離れているので、チケットを忘れてしまってもすぐに買いに戻れるわけではありません。

一旦シェムリアップの町に戻ってから、またロリュオス遺跡群を訪れる必要があります。

限られた旅行日程の中で時間をロスするのはとてももったいないこと。

せっかくの楽しい観光・旅行を台無しにしないためにも、ぜひアンコールパスチケットを持ってから、観光に訪れるようにして下さいね^^

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