西安の観光スポット7選と歴史がわかる!中国の古都長安を巡る旅行

                   

西安はかつて中国の古都長安でした。
そのため古代中国から残る歴史や観光スポットがたくさんあります。
数ある観光スポットの中からおすすめスポットを7つピックアップしてみました。
観光情報や景観画像はもちろん観光スポットにまつわる歴史や人物のプロフィールなどを詳しくご紹介しているので旅行を検討されている方はぜひご覧くださいね。

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日本から西安へ

日本から中国西安へは直行便があります。

まだまだ便は少ないのですが、2019年10月29日に中国東方航空が成田~西安線の直行便を開設したことから、西安へのアクセスがとても良くなりました。

直行便だと成田~西安間のフライト時間はおよそ5時間ほど。

時間的距離がぐっと近くなりましたので、今後西安観光の旅行者がぐっと増えるかなと思います。

さて西安と日本との時差は1時間。

例えば日本が午前11時の場合、西安の時刻は午前10時ということになります。

私が西安一人旅へと赴いたのは、2019年11月1日の中国東方航空便。

中国東方航空を利用するのは今回で2回目です。

カンボジアへ一人旅するときに利用したのが初めてで、帰国の便で中国東方航空のキャビンアテンダントさんに「最近も当航空会社を利用されていましたよね。」と私のことを覚えて下さっていて、嬉しかったことを覚えています^^

今回西安一人旅をしようと思ったのは、物価が安いことと、航空券が異様に安かったことが理由です。

航空券は往復で2万円を切っておりました。

「安っ!!Σ(゚Д゚)」と思って、すぐにチケットを取ってしまいました^^

私が毎回格安航空券を探す方法についてお伝えしてる記事もあります。

今回の西安格安チケットもこの方法で探して手に入れましたので、参考にしていただければと思います^^

さて、西安一人旅ですが結構勢いで決めました。

というのも、実は10月にマリーナベイサンズホテルの宿泊を目的にシンガポールへ一人旅する予定だったのですが、台風のせいで決行になってしまい、どこか他の場所に一人旅しようと探していたところ、西安行の航空券が安かった…という経緯があったりします。

いつか絶対マリーナベイサンズホテルに泊まる!!( ✧Д✧) カッ!!

そんな私の経緯はさておき、西安旅行の話に戻りましょう。

成田空港でチェックインをすると、チェックイン時に職員のお姉さんから「本日が中国東方航空が成田から西安行への直行便を開始した初フライトなんです。キャンペーンとしてお客様にお渡ししておりますので、よろしければどうぞ。」といって、素敵なプレゼントをいただきました。

それがこちら↓

航空券を収納できるファイル!嬉しい!!(*´∀`*)

次回の海外一人旅からぜひフル活用させていただきます♡

さて、今回利用した中国東方航空の機内食をご紹介しましょう。

往きの機内食がこちら↓

そしてこちらが帰りの機内食↓

機内食も海外旅行の楽しみであり、醍醐味ですよね^^

空港から市街地へのアクセス

西安の空港は西安咸陽国際空港(せいあんかんようこくさいくうこう)で、西安市街地から北西におよそ25kmの場所にあります。

空港から市街地へのアクセスの手段は、タクシー、バス、地下鉄の3つあり、アクセスは抜群です。

これまではタクシーとバスのどちらかだったのですが、2019年に空港~西安市内間の地下鉄が開通してとても便利になりました。

私は往きの空港から西安市内へのアクセスに地下鉄、帰りの西安市内から空港へのアクセスにバスを利用してみましたよ。

地下鉄

空港~西安市内間の地下鉄の運賃は20元です。

空港線で終点の北客站で地下鉄4号線に乗り換えると西安の市街地までいけます。

北客站で地下鉄2号線に乗り換えることもできますが、いったん改札を出なくてはいけないため、20元で購入した運賃が無駄になってしまいます。

私はてっきり乗り継ぎできるものと思っていたのですが、駅員さんに地下鉄2号線への乗り換えは、北客站で地下鉄4号線で行政中心までいって、そこで乗り換えてくれと言われました。

地下鉄4号線なら空港線の北客站から改札を出ないで乗り換えができます。

バス

空港~西安市内間のバス運賃は25元です。

地下鉄よりちと高いですが、終電が23時頃までという地下鉄に比べて、バスだと深夜まで運行している路線があるので早朝フライトの場合ありがたいです。

私も早朝フライトでの帰国だったため、帰りはバスを利用しました。

私が利用した西安市街地からのエアポートバス乗り場の地図を貼っておきますね。

下記画像は西安市街地から空港までのチケットです。

バスは道路状況に左右されますが、私が乗った日付が変わる直前のバスだと、西安市内から空港まで60分ちょいくらいでした。

西安市街地から空港まで確実にゆったり座って乗車できるので、とっても楽ちんでした♪

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観光スポット7選

西安は中国の古都長安があった場所。

長安の都市としての始まりは紀元前1046年頃の古代の中国王朝である周の時代、前漢(紀元前206年~8年)から唐(618年~907年)まで首都として栄えました。

そのため歴史や文化にまつわる観光スポットの宝庫!

見どころも、知っておきたい歴史もたくさんあります。

そんな西安旅行でぜひ訪れたい観光スポットを7つ選んでみました。

ぜひ西安旅行される際の参考にしていただければと思います^^

兵馬俑

西安を訪れたなら絶対に外せない観光スポットがこちら!

そう!兵馬俑です。

兵馬俑を目的に西安を訪れるという観光客も多いでしょう。

西安最大の観光スポットである兵馬俑の魅力は38列にもわたっておよそ2000体の兵士俑が同じ方角を向いている圧巻の景観。

兵士俑の表情は1体1体全て違うというクオリティの高さ。

兵馬俑は初めて中華統一を成し遂げた秦の始皇帝の陵墓を守るための副葬品として造られました。

兵馬俑について詳しくは下記記事で詳しくまとめていますので、ぜひご覧いただければと思います。

華清池

華清池は世界三大美人の一人、絶世の美女として有名な楊貴妃にまつわる観光スポットです。

絶世の美女だなんて、女性としては憧れてしまいます。

華清池は兵馬俑への行く途中にあるということで、私も兵馬俑観光の後に立ち寄ってきました。

華清池は唐の皇帝玄宗と楊貴妃のロマンスとなった舞台です。

それだけでなく、あまり知られてはいないかもしれませんが、西安事件の舞台となった場所でもあります。

西安事件当時の銃弾の跡が、現在でも残っています。

華清池について詳しくはこちらの記事をご覧ください。

楊貴妃のロマンスと西安事件について、華清池の景観を楽しみながら、詳しく知ることができます。

西安城壁

西安の街はぐるっと長方形に城壁で囲まれています。

西安の城壁は完全に保存されている古代城壁の中では世界最大級の大きさをほこります。

そしてなんと!この城壁には上ることもできて、徒歩はもちろん、自転車をレンタルしてサイクリングすることもできるのです。

城壁の上を自転車でサイクリング出来るなんてなかなかできない経験^^

私も自転車をレンタルして西安の街をぐるっと一周しました。

城壁の上なので自動車もなく、信号もありません。

幅も広くて、歩行者と自転車しかいないので、危険なことも無くのんびりと散策を楽しめます。

城壁は石造りなので、自転車で走るとがたがたします^^

城壁から眺める西安の街は、建物の形、景観に歴史や魅力を感じることができますよ。

西安や城壁の歴史については下記記事でまとめているのでご覧くださいね。

大慈恩寺・大雁塔

大慈恩寺はあの西遊記の三蔵法師として有名な玄奘ゆかりのお寺です。

大慈恩寺がゆかりというよりも、大慈恩寺境内にある大雁塔との関わりが強いです。

大雁塔は三蔵法師玄奘がインドの旅から持ち帰った経典や仏像などを保管するために皇帝に申し出て建てられた塔。

持ち帰ったサンスクリット語の経典を漢語に翻訳する作業も、この大雁塔で行いました。

大慈恩寺や大雁塔の歴史、玄奘三蔵について詳しくは下記記事をご覧ください。

鐘楼

私が西安の街に到着して初めて目に飛び込んできたのが鐘楼でした。

西安の街に到着したのが23時ごろだったのですが、地下鉄に乗って地下から地上に出たときに見えたのがこの鐘楼です。

夜は鐘楼がライトアップされるのですが、その美しさと言ったら言葉ではとてもいい表せません。

フライトの旅の疲れもすっかり吹き飛び、ライトアップされた鐘楼の美しさに目を奪われました。

鐘楼だけでなく、西安の街は夜になると美しくライトアップされます。

ちょっとブレていますが、写真でも十分西安の街の美しさが伝わるのではないでしょうか。

鐘楼の歴史やライトアップされた鐘楼の美しい景観画像などをご紹介した下記記事もありますので、ご覧いただければと思います。

青龍寺

青龍寺は日本の僧であり真言宗の開祖として有名な空海が密教を学んだお寺です。

遣唐使として唐に渡った空海は、青龍寺を訪れ、当時青龍寺に住持していた恵果から密教の奥義を伝授されます。

その密教を基に、日本へ帰国してから真言宗を開いたのです。

青龍寺や空海についてご紹介した記事もありますので、ご覧ください。

日本とのつながりの強い青龍寺には、日本から贈られた桜の木が1000本も植えられています。

春に西安旅行される場合には、ぜひ桜の花が満開に咲き乱れる青龍寺を訪れていただきたいと思います。

回坊風情街

回坊風情街も西安の一大観光スポット!

回坊風情街は中国の中にイスラムの文化を感じながら、西安のB級グルメを食べ歩きで楽しめるストリート街です。

所狭しと店舗屋で店がひしめき、いつ訪れても人でいっぱい、活気のある場所。

私も毎日のように訪れては食べ歩きをしていました^^

日本にも食べ歩きできる観光地はありますが、西安の回坊風情街、台湾の夜店、韓国の明洞など海外の阿部歩き観光地と比べると、人の多さや活気には負けちゃうかなぁと思います。

毎日がお祭りみたいで、その場にいるだけで楽しくなっちゃいます^^

西安グルメ

とにかく物価の安い西安。

もちろん高級料理店もありますが、地元の方が利用するお店は安いお値段で食を楽しむことができます。

西安名物幅広麺!

麺というより面ですね^^

美味しかったぁ~♪

こちらも西安名物、肉夾饃↓

なかなかサイズが大きくて、これ1個でもうお腹いっぱい。

むぅ…もっといろんな物食べたかったんだけどなあ。

一人旅のデメリットですね。

こちらは回坊風情街で一人食べ歩きしたアイスクリーム。

冷たい鉄板の上で液体をシャーベット状に固め、伸ばしてくるくるとロール状に巻いてくれます。

これもサイズが大きくて1個でお腹いっぱい。

まとめ

西安観光のおすすめスポット7選をご紹介しましたがいかがでしたか^^

今回の記事では観光スポットに関する情報やまつわる歴史についてはざっくりとしか説明できませんでしたが、記事中にご紹介した別記事ではガッツリと詳細にお伝えしているので、ぜひご覧いただければと思います。

私は歴史や概要を詳しく知らないままなんとなくで訪れ、それはそれで楽しめましたが、やっぱり観光地の背景や歴史を知っていた方が、視野が広がってより楽しむことができると思います。

中国東方航空が成田~西安間の直行便の運航を開始したこともあり、時間的距離がぐっと近くなった西安。

物価が安いというのも大きな魅力です。

古代中国の首都であった長安の歴史、風情を感じられる素敵な街なので、ぜひ機会がありましたら訪れてみてはいかがでしょうか^^

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